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濵田酒造　150周年ブランディング

CLIENT : 濵田酒造株式会社

ROLE : ART DIRECTION, GRAPHIC DESIGN, PACKAGE DESIGN, COPY WRITING, WEB DIRECTION, WEB DESIGN, MARKUP

DATE : JUL 2018

鹿児島県いちき串木野市に蔵を構える本格焼酎の老舗メーカー「濵田酒造」が、2018年7月、創業150周年を迎えました。そこで、新聞、WEBサイトの制作、記念焼酎の発売プロモーションを通じて、周年ブランディングをワンストップでサポートしました。

01BACK GROUND

明治維新から150年、NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送など、2018年は鹿児島の歴史や文化が注目を集める年でした。このまたとないタイミングを最大限に活かし、濵田酒造にしかできない表現で、ブランドの認知拡大とさらなるファン獲得を図るのが最大のミッションでした。

02APPROACH

全社的なプロジェクトに向け、150周年記念ロゴの開発から着手しました。濵田酒造のシンボルマークを使用するというアイデアで、全社員が一丸となって飛躍していく強い意志を表現。｢感謝を、感動の一杯に。｣という企業メッセージとともに、本格焼酎を愛してくれたお客さま、ともに汗を流したパートナーの皆さまに、これまでの感謝を伝えました。新聞広告やWEBサイトをはじめ、商品広告やPOP、名刺や封筒などの各種ツールで年間を通じて展開しました。

03WORKFLOW

2018年7月2日、日本経済新聞に15段広告を掲載。濵田酒造のコーポレートカラーであり、東シナ海の夕日をイメージしたインパクトあるビジュアルと、明治維新に絡めたキャッチコピーで、150周年の感謝とともに、これからの焼酎づくりに懸ける思いを伝えました。
7月4日にはスペシャルサイトを公開。濵田雄一郎代表取締役社長と歴史学者原口泉先生による記念対談は、濵田酒造が有する3つの蔵のひとつ「伝兵衛蔵」で取材・撮影が行われ、編集に苦労するほど内容の濃いものに。
記念焼酎「だいやめ」は、商品の顔となるラベルデザインをはじめ、炭酸割りという本格芋焼酎の新しい愉しみ方や、「晩酌して疲れを癒す」という鹿児島の生活に根付く「だいやめ」文化をプロモーションの一環として紹介しました。

04RESULT

新聞広告の掲載とWEBサイト公開後､｢従業員の思いがひとつにまとまった｣、｢広告を見て企業ビジョンが伝わってきた｣など、社内外から多くの好意的な反響がありました｡また、記念焼酎として発売された「だいやめ」は、予定出荷本数をすべて売り切るという大ヒット商品となり、本格焼酎市場にも明るいニュースが広がりました。

AWARDS

- 第14回 南日本広告文化賞 奨励賞

CREDITS

  • CREATORS GROUP MAC

    ART DIRECTOR + DESIGNER : 中戸健司

    COPY WRITER : 土屋幸裕

    WEB PRODUCER : 菊池将臣

    WEB DESIGNER : 錦祥子

    TECHNICAL DIRECTOR : 今井良雄

    MARKUP ENGINEER : 小林美緒

WORKS