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Technics 屋外広告

CLIENT : パナソニック株式会社

ROLE : CREATIVE DIRECTION, ART DIRECTION, GRAPHIC DESIGN, COPY WRITING

DATE : MAY 2019

TechnicsのDJ向けターンテーブルSL-1200 MK7発売に合わせて、1点ものの屋外広告を制作しました。

01BACK GROUND

DJにとってターンテーブルといえばTechnics。まさにアイコンであるDJ向けのターンテーブルSL-1200 MK7の発売は、ブランドの復活以来、世界中から待ち望まれていたことでした。その期待感をさらに高める屋外広告として、他とは一線を画す、しかしブランドイメージからは決して外れない表現が求められていました。

02APPROACH

Technicsの筐体のカラーは黒。それはTechnicsのファンにとって、イコールDJ向けであることが直感的に分かるほど意味を持つことでした。「黒いTechnics」。広告のコアアイデアはすぐに決まりました。しかしそれをどう表現するのが、もっともTechnicsらしいのか。打ち合わせを重ねるなかで、DJという文化と同じ起源を持つグラフィティこそ、その表現に相応しい、という結論にたどり着きました。そこで、渋谷区にあるレコード店の協力のもと、本物のグラフティなども描かれている店の看板に、スプレーで直にTechnicsのグラフィティを描きました。コピーは、「Seven is the new black(the new black=『新しい圧倒的人気のもの』の意)」と日付だけ。分かる人にだけ分かる。そんなところも、Technicsらしい表現だったと思います。

CREDITS

  • CREATORS GROUP MAC

    EXECUTIVE CREATIVE DIRECTOR : 金野裕

    CREATIVE DIRECTOR : 大澤悟郎

    ART DIRECTOR : 竹田裕矢

    DESIGNER : 佐藤菜月, 金野夏歩

    COPY WRITER : 富田竜司