01BACK GROUND

パナソニック汐留美術館で2021年1～3月に開催された「香りの器 高砂コレクション展」。高砂香料工業株式会社が長年にわたり収集してきたコレクションを紹介する展覧会です。 来館者の皆さまへ向けて展示の魅力を伝えるポスターやフライヤー、屋外看板などのデザイン制作をしました。

02APPROACH

展示される「香りの器」は、古代オリエントの香油壺にはじまり、近代ヨーロッパの香水瓶から、日本の香道具にいたるまで、およそ240点にも及びます。できるだけソリッドに、しかし展示作品の豊富さを伝えるために、古今東西の華やかな香りの器を選び、切手のように年代と共に見せるレイアウトに。開催時期がコロナ禍の年明けから春にかけてであったため、視覚からもささやかな“ハッピー”を感じてもらえるようにと、ペールピンクをベースにデザインしました。

03RESULT

アート関連アプリ「チラシミュージアム」で閲覧数上位にランクインするなど、多くの方に見ていただくことができました。

同美術館の開館時からデザインを担当しており、2019年に館名を変更した際にも、マークとゴールドのイメージカラーを引き継ぎ、ショッパーやクリアバッグなどの VIツールを制作しました。
引き続き展覧会広告のアートディレクションを担当していくことや、グッズ制作にも繋がりました。